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内省内観

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名言集> 内省内観

世界はどこにあるか という問いは大きくて重い。
ここにリンゴがある、としよう。
●リンゴも分子原子の集合体で、さらにみれば素粒子が集まっているだけのことで、ミクロ的にいえば、隙間だらけである。
●それを人間は「りんご」と認識しているだけである。「バラ」「机」すべて同じ、
●その認識している自分もまた 素粒子、原子、分子が秩序だって組織化されている(人間)だけであって、その中で認識しているものも、分子・原子・エネルギーあたりで解釈されるそうである。
●さて みなさんのまわりにいまいろいろな物があると思いますが、全部、心のスクリーンに映し出されている映画に過ぎなく、外にそれが実在しているのかを実証することは非常に難しいことである。
●さらに、憎い とか 腹が立つ などという抽象的概念、その対象物も 自分の心が生み出しているものであろう。
●他のところでも書いたが 三界唯一心 である。その自分が映し出している世界は他の誰もみることができない。これを仏説では業相が違うというのである。
●するとあらゆる苦悩の事象においても、それは自分の心の中で生み出された世界だということがわかってくる。
●だから内省するのだ。だから内観するのだ。すべては自分が生み出しているのだ。
●真剣に、映し出されている事象を観じ、どこからどうなってそうなったのか、徹底的に見てみよう。賢明な方ならお気づきだと思うが、本当は自分で見ることで客観的にそれを理解判断することは論理的に矛盾がある。でも見るのである。
●すると 「求めるものはすべて自分の中にある」「苦悩は原因は実在しない」などというスピリチュアルで高邁な真実がみえてくる。それが「内省内観」だ。忙しい忙しいと心を亡くすことが多い我々だが、内省内観は少なくとも、生きるために生きる活動よりは、人として繊細な活動であることは間違い。

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