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育ち大切なこと

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育ち大切なこと

1【心の基礎体力】について  
乳幼児期にしっかり育てておきたいのはわかりやすく表現すると心の【基礎体力】という言葉かも知れません
いろいろな分野で学者・先生がさまざまな表現でそれはあらわされています。

基本的信頼
自己肯定観
自尊感情
自己重要感
自分が好きである
理由なき自信
自身の存在そのものの安心・安堵
(この対極側にあるのは劣等感で人生を楽しくさせない元凶となります)
インターネットで知り合って一緒に車で練炭を炊いて自殺する若者の記事を目にしますが、
「生きることへの違和感」
「理由なき居心地のわるさ、寂寥感」
にさいなまれているように思われます。それらの対極側にある心の 安定感 
 心の据わり
誰になんと言われても私には私を信じてくれる親がいる
心のことですからなかなか表現も実態をつかむとういことも難しいのかも知れませんが、
「自分が好きである」だから
「他人も愛することができる」
「社会を肯定することができる」
「優しくもなれる」
「ゆるすこともできる」

そんな人間としての心の土台と考えています。
自己肯定感がしっかり育てられた人は人生のあらゆるシーンでアドバンテージが高い(有利)といえるでしょう
【そんな心が育つには】

親の無条件の愛情
欠点丸抱えで容認される
「要求水準をクリヤーしたら愛してやろう」愛される条件がつきけられるととても子どもは不安で安心できず、つらいものがある
著名な佐々木正美先生がよく使われる言葉「そのままでいいよ」はそんなことを教えておられると理解しています。
信じること
待つこと
見守ること
しっかり依存(甘えさせる)こと<そうすると自立が早い>
ゆったり構えること
常に肯定的な解釈をし言葉にすること
「早くしなさい」より「待っているよ」
「いそげ、いそげ」より「ゆっくりでいいよ」(状況によりけりですが・・・)
主体的な動きを尊重し、見守ること(これをしなさい、あれをやりなさいではなく)
主体性を大事にする
国から出る保育指針がありますが、心理学の先生などがしきりに主張されるのは  【主体性】です。
まだまだいろいろありますが、上のような態度、環境が家庭でも社会(保育園)でもとても大事と思っています。
【それは大樹が根っこを張るようなもの】
さるかに合戦で「早く芽をだせ柿の種、出ないとはさみで切っちゃうぞ!」とかいうフレーズがありますが、子どもはさすがに「切っちゃうぞ」とまではいわれませんが、目に見える、拍手喝采 賞賛をあびるような高度なことを することについつい評価がゆきがちで望まれる風潮があります。もちろん成長や学習をしてゆくすばらしさを肯定してゆくのは当たり前ですが乳幼児期はやはり根を張る時代です。red

根は大地に深く入り、広がります。地中のため、さほど目につきません。でもしっかり根を張った樹は、やがて大きな幹となり、枝葉をつけ、花も実もつけ、どんな台風にも大地にしっかとたって揺るがない。【心の基礎体力を育てる】ことは大木の根をはることに似ているように思います。
保育園で子どもを見守るとき 「早く芽を出せ柿の種!」という姿勢より、「目立たなくてもいい、背伸びをして難しいことよりも、しっかり、ゆっくり、確実に、ひとつひとつ、消化し、納得し、認められ 育ってね。見守りますよ。必要とあらば支援しますよ」そんなスタンスで保育士は子どもへのまなざしを持ちたいものです。
それがその子が幸せな人生を送るやはり基礎だと思うのです。

2【主体的挑戦】について 知識・技能ではなく「どうしたらできるかな」と考える肯定的思考パターン  
PDCAは計画→実行→検討→行動
0歳から実はPDCAは始まっています。
主体的に 挑戦をし 試行錯誤し 終に成功を収め さらにステップアップして 挑戦→試行錯誤→結果 これを際限なく繰り返してゆきます。何時まで?って 人生が終わるまで デス これが一生成長ということではないでしょうか。
とにかく成功 を収めて行かねばなりません。
失敗や試行錯誤はあって当然です。それを乗り越えて、もしくは軌道修正をして、納得のゆく結果(成功)を納めます。
すると うまくゆかないことがあってもこれは 成功のための過程であると理解しますので、そういう意味から挫折はないのです。
成功すれば、周りは「できたね!」と評価され、自信もつけます。この体験 PDCAをたくさんたくさん 重ねてゆくことですね。
失敗した、挫折を重ねてゆくと子供は 成功してゆく、ビジョンをもってそこへ突き進んで結果を出すということを学べません。「どうせ僕なんか・・・・」という言葉がでてこないようにしたいものです。
大事なのは主体的に これによって、自己決定 自己責任の考えたも身について欲しい
幼年期特に大事なのは知識やスキルを与えることを主眼に置くのではなく
意欲的に物事に取り組め、「どうすればできるかな」という思考パターン 受身より主体的(能動的)にを身体に染み込ませるなのです。
3【1、2がよりよく育つ環境は・・?】  
肯定的に物事を捉える大人の支援
主体的に遊びこめる環境を豊富に用意する
その学習体験を「遊びこみ」という
自ら課題をみつけて取り組むこれを「遊び」と呼ぶ
時間 豊かなに遊べる玩具(教具)室内外の環境を用意する
つまりたっぷりとした時間 ゆたかな空間 やさしく見守り必要に応じて介入できる大人 などなどがしっかり揃っていることが大事である。
これを重要視すると【一斉指導型】とは異なる、【環境設定型保育】という子供がより主体的に課題をみつけて遊びこんでいける、スタイルが妥当と考えています。
仲間で動くこと、仲間であれ個人であれ探索すること、仲間で話し合うこともとても大事にしています。創造的、興味、自ら知識をとりに行く、皆で考えるということも大事です。適時に保育士・大人の適切な支援(相談、示唆、指導)が大事でしょう。
行事に関しましては【主体性を十分な】【遊びこみの保障をしっかりできた(練習で日常生活が追われない)】【楽しむ】ということを大事にしています。
 【環境設定型保育】は
1の心の基礎体力を育ててやりやすい環境
2の「どうしたら出来る?」の思考パターンを強く育てやすい環境
と思われます。
それは 
必要なとき、必要な場面で 特定の子どもと保育士が関われる環境だからです。

そして一人一人が主体的に自ら考え、自ら行動を取れる、またその支援ができるからです

上記に主眼を置くと、一斉に指導して大人の要求を満たすために、過度に練習と訓練を積んでショー化するスタイルは・・・何がポイント?その得失は・・・?と考えてみるのはとてもいいこだと思います。

十分に十分に遊びこめる環境が本当に大事なのです。

遊びこみ(仲間と遊ぶ、異年齢と遊ぶ)にはコミュニケーション能力 感情のコントロール 人間らしさ 問題解決能力 意欲 集中力というような 私たちの基礎的な部分も多く含まれているように言われています。私たちもそう思っています。
上記の考えが元となって日々の保育がデザインされています。それは常に向上させてゆくことになります。具体的な園での生活を ご覧ください。
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