苦悩平穏
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名言集>苦悩平穏
夏目漱石いわく
- 「智に働けば角が立つ、情に棹(さを)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。」
- よく読めば 人間の心 「智・情・意」について書いたとも思える。いずれにしても脳の所作であることは間違いない。思考の範疇入ります。
- お釈迦様も「人生は苦なり」と「四苦八苦」を示された
生苦、老苦、病苦、死苦、愛別離苦、怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとっく)、五蘊盛苦(ごおんじょうく) - 古来より「腑に落ちない」という言葉がある。「頭でわかるが腑に落ちない」ということだろう。昔は心臓に心があると思われていて、「心臓」と命名されたらしい。非科学的なようだが、現在は心臓の磁場は身体全体に大きく影響し、心臓と心臓の同期現象があったり、心臓移植した人の奇異なる言動が変わった 報告などを見聞きするに、あながち、「腑に落ちない」は人間の心は脳の所作の他にあることを言い当てているのかもしれない。
- 仏教学では、心を八識といって八つに分けており、深層の心理、変化しながら生滅を繰り返す蔵のような心を示している。
- 自分を見つめているもう一人の自分がいる。またそれを見つめている者がいる、複雑怪奇で心はまだ解明されていない。
- 脳の所作、変化しどうしの思考の所作をじっと見つめる思考を見張るワークをすると、思考を超えた源泉から発せられる、「本当の自分」しずかに横たわっているのを知る。そこに平穏がある。いまここで平穏な世界である。M.K
[上記記載は世の東西を問わず、自身の知識と体験の吐露であって、宗教講話ではない。]