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今について

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カウンセリングの基礎>番外編

今について

「今、今と いまという間にいまぞなく、いまという間にいまぞ過ぎ行く」

あなたが居るところはどこですか?時空でいう 時の方です。空間でいえば、銀河系宇宙、太陽系宇宙、日本の○○県○○市というような説明でとりあえず説明ができそうです。

話題にしているのは、時空の「時」の方です。「平成24年10月の21日何時何分何秒だよ」と応えが聞こえてきそうですが
冒頭の短歌のように、「い」と言っている時は「ま」は未来ですし、「ま」といった時は、「い」は過去ですよ。

今は瞬間、いやそれ以上に捉えようのない短いものですね。そう「点」と表現するのが一番、言い得ているかも知れません。「点」には、幅や長さがありませんから。

もう一度 尋ねます。
あなたは時空の【時】の観点から 「あなたはどこにいますか?」

未来はありません。
過去もありません。
今しかありません。

皆さんの思考はどこにありますか?
未来にフォーカスして今を忘れていませんか?
過去にフォーカスして今を見失っていませんか?

忘れて、見失っている姿を迷子という。
自分自身は大丈夫ですか?

それはとても危険なことです。
今を失っているということは人生を失っているということだからです。

「汝自身を知れ」はギリシャの格言にある。

過去の未来に想念が駆け巡っている大人、子どもに、いろいろいわなきゃならんし、てんやわんやは無理からぬことで、
「これしなさい、あれしなさい、あれはどうなってるの?これはどうなっているの、こんなことじゃ!」と
騒々しいことはあたりまえで、ご同慶の至りであるが(私は子育てがほぼ終わったので、今は、静寂に感謝している)

案外子どもは 過去にも未来にも捉われず、無念夢想で今を生きているんじゃないでしょうか?
宇宙に存在するものとして、どちらが自然なのでしょうか。

無想無心の今を生きるところに、深い幸せがあることを観じている者から言うと、子どもに軍配が上がる。だから子どもの笑顔は宇宙的に美しいのでしょう?
天衣無縫こそ生き方の極地、鍵は「今」にあり。

written by Makoto 2012/10/21

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