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老人と海

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老人と海

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画像の説明
↑これがハムリン氏の作ったヨット

■10数年前 小さなヨットで単身やってきて、日本で仕事をはじめ、
日本人のお嫁さんをみつけ、その北木島で起業した40歳の社長で
コリンさんといいます。彼はヨットのセールを販売しています。

海を一人で渡って、お嫁さんをみつけ、
瀬戸内の島で起業した。

なんか絵本にでてきそうな本当の話ですね。その人に興味をもち、とある日

小さな船で二日かけて会いにいってきました。途中強風で 大変でした。海に浮かんでいる発砲スチロールが飛んでゆきました。
着いた時は、私のまつ毛は 塩でぱりぱりでした。

一泊して、初対面でしたが、シャワーもかりて、夕食をともにすることができました。彼との話も興味深かったのですが、
今回は、そこで知ったもうひとりの男について。

■その男とは、
その会社でアルバイトをしていた、65才のニュージランド人だ。

ハムリンさん。
53才の時、自宅に生えていた樹齢350年の木を切って、15000時間かけて(1日8時間働いて約5年かかる!)船をつくり、
59才で(2005年)ニュージーランドを出発し
ロドリゲス諸島、モーリシャス、南アフリカ、そして日本にやってきた。
やがて季節風をまって、カナダに行く予定なのだそうだ。

(現在日本列島を旅行中)

その間、北木島でアルバイトをしながら、日本を楽しんでいる。

■彼は子どものころ、「宝島」を6回も読んだ。
小さな船で遊びながら「世界をセーリングすることが、私の夢だった」と語る。
子どものころ、エンジニアの父に道具の使い方の手ほどきをうけた。
夢にむけて、53歳から行動開始し、今、日本にいる。

■その見事な木造クラシックヨットにも圧倒された。設計図を入手、実際に作った人のところに何度も通って勉強したそうだ。、
それにも増して、ハムリンさんの生きざまに 私は、しびれてしまった。

■目の前にいる子どもたちは(実は私たちも)大きな、大きな 未来に向かって歩いてる。
なんだっていい、
子どもたちにも、やがて頭の中に夢が育ちはじめ、
その夢は成長と共に、どんどん変化し、大きくなって、いつか、どこかで・・・
なんだっていいのだ。

えらい先生にこの話をしたら「これこそ生涯学習の典型ですね」といわれた。
お勉強の世界にいる人にはこのような言葉になるらしいが、私にとってはit doesn't matter,such a thing! である。

【子どもたちへ】
君たちは、これから沢山の力をつけてゆくことになるでしょう。
言葉の獲得、思考力、判断力、自立した精神、コミュニケーション能力、問題解決にむかう力、
五条の徳で言えば、仁(優しさ)、智(智恵)、義(筋を通す)、礼(礼節)、信(信用)、勇(勇気)になるだろう。
そして、前に向かって、肯定的に、建設的に、未来を切り開いてゆく力それがとても大事だろう。

それらは生きていく力です。いままでのような豊かな時代ではないかも知れない。
食糧難、就職難、いままでのような右肩あがりではないだろう。
しかし、その中でも我々の祖先は脈々と生き抜いて今私たちがあるのだから、
未来にビジョンをもって生き抜いてゆく私達に組み込まれた遺伝子があるはずです。

■そして君たちは保育園でそれを培っている。根を深くしているのだ。
それは自分を好きになることでもあるし、
自身存在に自信をもつことでもある。
自ら遊びを見つけて遊びこめば、様々な力がついて、やはり根は深くなる。

そして、最後に、すべてを忘れ、直観力の発露が大きい要素でしょう。
あまり固定観念は植えつけない方がいい・・・・

やがて大きな夢を持ち、自ら飛翔してゆくことでしょう。
夢はでっかく 根は深く。

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