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記憶

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震災の日

H23年3月11日 東北大震災が起きました。未曾有の地震は皆様の記憶に深くやきつき、凄惨
なまでの惨状は悪夢としか言いようがありません。被災された方、志半ばにして命を亡くした方に比べれば、私たちはここに生きています。ありがたい話です。私もかっての先輩をこの大震災で亡くしました。遺体さえみつからないようです。ご冥福を祈ります。

この日は 学童の冬のスキー出発の日だったのです。
石川県小松市のホテルに夜入り、12日、13日と 白山でスキーという計画で、私がバスを運転してゆく予定でした。私は城陽市役所の会議室で城陽市の課題を抱えるご家庭のご支援を話し合うネットワーク会議参加中に地震がありました。
 会議を終えて、園に戻り、すぐ出発ということになっていました。
 まだそんなに大きな地震であるということもわかっていないことも事実でした。
一通り、情報をとって、悩みました。保護者さんからも「どうしますか!」と問い合わせが続きます。子ども達は スキーウエアを買ってもらって、小さな胸に希望いっぱい楽しみにしている子どもや、「スノーボーで頂上から一緒に下りようぜ」と話あっている子もいます。
 自粛という二字も脳裏をかすめます。
 安全は大丈夫か?石川県 東北とはかなり離れている。連鎖反応はないか?
 
 保育の仕事は営利ではない。子どもの安全と心身の育ち これが使命である。
 楽しみにしている夢、希望 小学生で冬のスキーは 6回 低学年はつれていかないから 4回の内の1回、子どもにはとてつもない大きな行事なのだ。
 自粛はわかるが、それで中止はできないと踏んだ。安全は?100%はいつもない、リスクを恐れ、保身を考える教育者は子どもを外につれていかない。つつがなく、職を全うすることが目的だからである。そんな考えは私にはない。いつもリスクを読みながら、子どもに冒険や挑戦をさせるのが私の方針だ。グルグル頭で計算してそれが数秒。
 「よし、行こう!計画変更はありやぞ!」
かくて 我々はスタッフと子どもと 北陸に向かったのである。

 サービスエリアでTVみれば、石油コンビナートが炎上、車がどんどん流れている。ひどすぎる。別世界のように感じながら、高速を走り、無事、小松市内のホテルに到着。
 ところが深夜 、長野県で震度5の地震がおきた。「う~ん、石川に比較的近い」保護者さんもさぞご心配であろう。もちろんパソコンで学童のホームページにアクセスし逐一情報を流していた。

 深夜の決断。石川 白山のスキーは やめや! 連れてゆくにはリスク要因が大きくなった。このまますごすご帰れない。
石川から京都に向かう途中に、今庄365 スキー場がある。ここに行こう!
そして一日滑って、もう一泊は自粛、皆を帰らせよう。まる一日滑れば子どもも満足だろう。精一杯の僕の気持ちも子ども達はわかってくれるだろう。そして、この子らに大きなプレゼントをして、安全に帰らせることができる。
 朝、HPで保護者さんに伝え、スタッフに電話などもお願いし、万事承諾を整え、一行、 今庄365スキー場に 
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 スキー場ではすべてを忘れ、無心に、無心に我を忘れて皆、滑った。
 その夜、皆無事に、城陽についた。

 その夜保護者さんからお礼のメールが届いた。
 大変な時だったが、HPで子供の無事を確認しながら待っておれた。
 ありがとう!というメールだった。ほっと私も緊張が溶けた。
 スキーという活動だけではない。このスキーで子供たちは大きなことを学んであろう。私も精一杯やったぞ、とこの時の子供と保護者さんに恥じることはない。この中で、子供たちと活動できたことを誇りに思っている。

 これが私の学童たちといった、最後のスキーとなった。何年続けただろう。覚えていない。この冬のスキーでも多くの子ども達の成長は今も走馬灯のようによみがえるのである。

大きくなったみんな、またスキーにいこうな。
 写真は頂上まで登った精鋭5人[勝手に写真だしてごめんな、不都合あったら、連絡頂戴。目のあたり真っ黒にぬりつぶして隠してやるからネ(冗談)]

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少年と池

ボートと少年
いつだっただろうか・・・
そんな遠い日のことではない
少年が拙宅に遊びに来てくれた。
僕の小さな家の前には池がある。
「おい!ボートにのろう」
少年は大きくうなずいてくれた。
少年にとっては初めての経験だろう。
僕は、ずいぶん離れたところまでボートを漕いでみせた。
「君の番だ。漕いでくれ!」
櫓を任されて、少年は漕ぎ始めた。ボートは緩やかに進み始めた。
「おい、方向を変えなきゃ ぶつかるぞ、こっちだ、あっちだ」
方向転換は右の櫓と左の櫓の動きを調整せねばならず、しかも進行方向に背をむけているので、初めての人はすこし難しい、子供ならなおさらだろう。
「もう あかんわ~、どうしてええか、わからへん。やって~」
と僕に頼ってきたが・・・
そんな時、「残念でした~」なんていうことはない。
僕はこう言った。
「うまい、うまい キミ君やれるやないか、最初からそんなにうまくできるやつは珍しい、うまいうまい、いい感じ、いい感じ、できるから 大丈夫!もうちょっとでできるようになる!!」と。試行錯誤でだんだんコツをつかんだようだ。

うまくなるまで待ってやる。

出来ているぞと いい部分にフォーカスしてやる。
ここが大事。子どもの成長を支援する絶妙な瞬間なのだ。
茶化してはいけない。ここで茶化すのは大人側に深いコンプレックスがある場合が多い。威張ったり、茶化すことによって、自分の優位性を確認するのだ。それでは子の伸びる芽を摘んでしまうことになる。

 キミ君、だんだん「俺!できるかも!・・」ってな自信が表情に見えてきた。
そこで僕は追い打ちをかけてこう言った。
「あ~俺もう疲れた。寝るわ、ちゃんと連れて帰ってくれよ」そう言ってボートの中で寝てしまった。
 キミ君、いよいよ 目の中に星飛雄馬のように炎が上がっていた。
 あれよあれよと 見事 出発地点に到着。
オーデイエンスから拍手喝采。
キミ君、立派でした。また一つ、力を付けたね。また来いよ!
顔つきが変わって、一皮むけたキミ君にみなびっくり、手前味噌になってしまうが「マコトマジックだ、何をしたんや!」と言われてしまった。
湖上でキミ君との二人だけの秘密やったが、その時の写真もバッチリ撮られてしまっていた。観念して、二人の秘密ばらしてしもうた・・・・キミ君秘密守りきれずごめんやで・・・

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