試練支援
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名言集>試練支援
「試練」と「支援」
英語でいうと「チャレンジ」と「サポート」であるが、「試練」と「支援」が日本人にはわかりやすい。作用と反作用の原理をご存じだろうか。押したら押し返される原理である。その力はイーブンである。世の中の事象も「試練」と「支援」が同時にイーブンに起きている。道教的に言えば、「陰」と「陽」である。つらい時は、「試練」「チャレンジ」のネガテイブと感じるところのみに目を向けているが、実は ポジテイブな「支援」「サポート」「陽」の部分が静かに輝いているのだ。その両極をみた時に、真実が見えてくる。そこに、目覚めの世界が広がるのだ。M.K
啐啄同時
雛が卵からでてくる時、中から雛は殻を突く
卵を抱きかかえている親鳥はそのタイミングを察知しており、
外から卵を突く。
雛の内側から突くのと
親鳥の外側からの突きが同時である。そこで卵の殻が割れ、雛はピヨと誕生するのだ。
雛の突きは「試練」である。
親鳥の突きは「支援」である。
それが同時である。そして生まれるのである。すべてそうである。この姿に宇宙が収まっているのが見えませんか?私には見えます。
因みに この啐啄同時は徳川家康も熟知し人にも諭していたという。余談ながら卵も円形をしている。円は欠け目がないので、仏教思想でも完全や絶対を表す「極促円融」などと使われている。この話の卵が円形であることも偶然ではなかろう。 M.K